男性型脱毛症(AGA)の特徴
・大きく分けると額の剃り込み部分と頭の上から薄くなる。
・遺伝と男性ホルモンが原因と言われている。
・20代から抜け毛が多くなり30代から40代で額やつむじ部分が薄くなる。
毛髪診断士およびヘアカウンセラーの資格を取る時に学んだところによると、男性ホルモンのテストステロンが毛乳頭内に入ると5αリダクターゼにより5αDHTになり男性ホルモンレセプターと結合して薄毛や細毛になるとのこと。
早い話が男性ホルモンが関係しているという事です。ちなみに病院で処方されるプロペシアは男性ホルモンの働きを抑えるため男性型脱毛症(AGA)の治療薬として使われています。
遺伝に関して言えば、お客さんの中にもお父さんが薄毛で息子さんも同じように薄毛と言う人も珍しくありません。
私の場合も祖父と父が薄毛で私も薄毛です。ただ弟はフサフサなので兄弟でも遺伝の影響を受ける人と受けない人がいるのも事実です。
もし、早い段階で男性型脱毛症(AGA)ということがわかればその時点でプロペシアなどの薬を服用すれば薄くなることはないと思います。
しかし、プロペシアにはわずかながら性欲減退、勃起機能不全(ED)、肝機能障害などの副作用があると言われていますので使用は慎重にお願いします。
ただ、髪や頭皮に対して正しくケアしていけば、将来薄くなるとしても薄くなる時期を伸ばせると考えます。
例えば風邪を引きやすい人が、うがいや手洗い、適度な運動、十分な睡眠時間などこころがければ何もしない場合に比べて風邪を引きにくくすることは可能でしょう。
そういう感じで自分の髪は自分で守る育毛に取り組んで欲しいと思います。